人権パッチギの会 松江

  気づいた者ができることを無理をすることなく実践する。みんなと美味しいお酒を呑むために少しは頑張る。
 「パッチギ」とはハングルで「頭突き、突き破る、乗り越える」の意味です。 ハンセン病、朝鮮学校、天皇制、沖縄、原発

20241208jj島根県委託事業・みんなで学ぶ人権事業
 映画『アリランラプソディ~海を越えたハルモニたち~』
日時:12月8日(
 ①10:00~12:05 講演12:10~13:00
 ②13:30~15:35 講演15:40~16:30

会場:松江市市民活動センター(STIC)504講義室
資料代:一般500円、手帳をお持ちの方・介助者・20歳未満無料

 この映画は明治以降の日本と韓国の悲しい歴史的事実の中で居住地を追われ、川崎の地に安住の地を見つけた在日一世のハルモニ(おばあさん)の日々の生活と生き様を記録したドキュメンタリー映画です。
 ポスターの写真をご覧下さい。恐ろしいほどパワフルでシワいっぱいの笑顔で語るハルモニにスクリーンを通して出合ってください。在日一世の歩んできた波乱万丈の人生に触れることは  ヘイトスピーチ禁止法が求めている差別の無い世を目指す上でも大変有意義です。

 多文化共生社会の実現が叫ばれている昨今、法務省からも是正勧告が出されながらも平気でヘイトスピーチを垂れ流す国会議員、著名人が闊歩している。その差別の連鎖がヘイトクライムを生み、2021年宇治ウトロ地区放火事件が発生した。ウトロ地区は日本政府棄民政策の象徴でもあり、それを韓国政府・日本市民とともに乗り越えてきた友好連帯の象徴でもあります。 

 上映後「ウトロ平和祈念館」金秀煥(きむ・すふぁん)副館長のステージトークを予定しています。
演題:「ウトロで終わらない、ウトロの話」~差別と分断を乗り越えた力~
 「ウトロの歴史に学ぶ」をテーマに在日一世の歴史とウトロの歴史をひも解き、現在の人権的状況と課題を提案したいと思います。お誘い合わせの上ご参加下さい。 

金秀煥(きむ・すふぁん)さんプロフィール
 1976年生まれ。幼少期から朝鮮学校で学び、朝鮮大学校政治経済学部卒業。 卒業後は民族団体に所属し、2010年からウトロ地区にある南山城同胞センターに勤務。 ウトロ地区では住民の生活支援とウトロを訪れる人びとの案内などを務め、現在はウトロ平和祈念館副館長
  関西テレビNEWS 2022年08月30日

主催:多文化共生みっくすさらだ
後援:松江市、フォーラム平和・人権・環境しまね、在日本朝鮮人総聯合会鳥取県本部、部落解放同盟島根県連合会、松江キネマ倶楽部、朝日新聞松江総局、山陰中央新報社、毎日新聞松江支局、読売新聞松江支局
問合せ:090-3638-5438(森)
予告編

「カムイのうた」 official site チラシ
日時:10月12日(
 ①10:00~12:10 講演12:15~13:00
 ②13:30~15:40 講演15:45~16:30
会場:松江市市民活動センター(STIC)504講義室
資料代:一般500円、手帳をお持ちの方・介助者・20歳未満無料
 上映後、貝澤 太一さんの講演を予定しています。
演題:「アイヌの森と文化を取り戻す」

※貝澤 太一(かいざわ たいち)プロフィール
 平取町二風谷在住。「NPO法人ナショナルトラストチコㇿナイ」理事長。二風谷で生まれ育ち、酪農学園大学を経て「北海道立アイヌ民族文化研究センター」に研究者として16年勤める。2011年より二風谷に戻り、家業の「シケレペ農場」を継ぎ、低農薬米栽培や無農薬トマト作りなど、安全で美味しい作物づくりを目指し日々奮闘している。併せて、自身のアイデンティティであるアイヌ文化の精神や技術・文化を伝える活動を、木彫りやイラストデザイン、「シケレペキャンプ」などの体験キャンププログラムを通じて体感してもらう活動も行っている。

アイヌ神謠集 この映画は、アイヌ民族が口頭伝承してきた叙事詩ユーカラを「アイヌ神謡集」として日本語訳した実在の人物・知里幸恵(ちり ゆきえ)さんの人生を描いたドラマです。

 2019年日本で初めて「先住民族アイヌ」を明記した「アイヌ施策推進法」が施行され、20年には北海道白老町に「ウポポイ」が建設された。反面、「先住民族の権利」は十分に保証されず、アイヌの主食であったサケの捕獲さえ認められていないため、裁判にいたっている。

 アイヌの先住民族としての認知は少しずつされてきたが、その権利面では皆無に等しい。また文化面においても現在のアイヌ民族につながる文化についての理解も皆無に等しい。

 アイヌと名乗れない人たちが多くいる中で、その人口調査も行われず、明治以降の同化政策で生活手段である狩猟や土地、文化を取り上げられてきたことへの反省もない状況が続いている。

 この上映会と講演会に参加していただき、アイヌの文化・歴史・先住権復活の理解を深めたいと思います。

主催:和輪羽の会
後援:松江市、フォーラム平和・人権・環境しまね、部落解放同盟島根県連合会、朝日新聞松江総局、山陰中央新報社、毎日新聞松江支局、読売新聞松江支局
問合せ:090-1685-1478(ミタニ)

予告編



20241006j在日フランス人のまなざしから見える昭和戦争史
10月6日(
会場:松江市市民活動センター 504講義室
上映時間:
『日本・彼らは帝国の終わりを見た』(2024年 54分)
 10:00~10:55、監督ステージ解説11:00~12:00
日本・天皇と軍隊(2009年 90分)
 13:30~15:00、
監督ステージ解説15:05~16:00
入場料:(1本観ても2本観ても) 1000円
    手帳をお持ちの方・介助者・20歳未満無料
主催:人権パッチギの会松江

 昨年開催したドキュメンタリー映画「核の大地―プルトニウム物語」の渡辺監督が最新作「日本・彼らは帝国の終わりを見た」を引っ提げて日本での巡回上映です。
 十五年戦争の始まりから終わりまでを、日本で目撃していた何人かのフランス人がいました。この映画は、そのフランス人から見た戦争とその家族の記録です。初めて見る映像も多く、新鮮な映画です。

 午前の作品①は、大正15年(1926年)から敗戦までの20年間。午後の作品②は曖昧に揺れ動く戦後史がテーマです。
 当日は1本観ても2本観ても 1000円です上映後は渡辺監督のステージトークがあります。一日かけてどっぷり昭和を検証してほしいと思います。

『日本・彼らは帝国の終わりを見た』渡辺監督最新作
 (2024年 共同制作/ 独仏公共TV arte 54分)
 大正15年(1926年)から終戦までの間、日本で暮らすフランス人一家とジャーナリストの眼差しを導入した日本戦争史です。
 ナチスドイツのフランス侵攻、インドシナ侵攻における日仏関係の極度の緊張。
 フランス軍に徴用された主人公は、日本軍の仏印監視団の通訳として随行を命じられる。、、
 当時の写真を多用しながら家族の変転と日本社会の変容を紹介するフランス制作ドキュメンタリー。

「日本・天皇と軍隊」
 (2009年 共同制作/ 独仏公共TV arte 90分)
 敗戦後の日本が、7年間の連合軍占領政策に従う中で、譲れない最後の一線は天皇制だった。
 憲法9条、天皇そして軍隊について、天皇の貴重な映像を はじめ世界中から集めたアーカイブと、今は亡き政治家の田英夫氏や、日本国憲法人権条項の草案作成のメンバーだったベアテ・シロタ・ゴードン氏ら国内外の論客による秘蔵インタビュー を交え、日本の戦後史を問い掛けるフランス制作ドキュメンタリー。

※渡辺謙一 (わたなべ・けんいち) 監督プロフィール
 1975年契約助監督として岩波映画製作所入社、1981年毎日放送・文明シリーズ“ザ・ビッグデイ”で監督デビュー、映画の発明・リュミエール兄弟、女性史の誕生・高群逸枝など、1984年文化庁在外研修員としてパリに1年留学、1997年パリに移住、フランスや欧州のテレビ向けドキュメンタリーを制作。『桜前線』で2006年グルノーブル国際環境映画祭芸術作品賞受賞。近年は『天皇と軍隊』(2009)、『ヒロシマの黒い太陽』(2011)、『フクシマ後の世界』(2012)、『核の大地ープルトニウム物語』(2015)、『国家主義の誘惑』(2018)、『我が友・原子力~放射能の世紀』(2020)など、欧州において遠い存在であるヒロシマやフクシマの共通理解を深める作品制作に取り組んでいる。

映画『天皇と軍隊』予告編


20241006j自民党総裁戦が滑稽である
 壊滅的な能登、輪島の状況に「寄り添う」とか、「支援予算を大幅に増やす」とか言うだけでスピード感のある具体的な対応をする気はないらしい。

 幹線道路、生活道路復旧に伴う私有地の災害ごみを国費で実行するとか、水道・電気寸断されている孤立集落ごと国費で救出するとかなぜ言えないのか?

 近隣のホテル、温泉宿の予約をクレームを恐れずにすべてキャンセルし、被災者の仮設住宅になぜできないのか?それで訴訟になれば国が対応すれば良い。予約客も納得するはずだ。

 宿泊費1万人に1日1万円で1億円。1年365日で365億円。新たな仮設住宅ができるまで5年かかっても1825億である。能登半島地震からの復旧・復興、道路・インフラ予算が7000億円。プラスしても自衛隊軍事費から1兆円補填すれば5年間は能登は救われる。(諸説あります)

 自民党支持者は総裁候補、自民党県連に聞いて下さい。「寄り添うなら自衛隊軍事費から1兆円をなぜ能登に使わないのですか?」と。 そしてフクシマ原発事故のように被災者は捨てられ、なかったことにされるのですか?」と・・・

 自民党総裁選が終わると国政選挙が近いようです。政権与党(自民党、公明党)議員に投票しないでください。(維新含む)

10月以降もいろいろな勉強会が企画されています。体調を整えてご参加ください。
さて、今日は・・・

令和の「戦前」を検証する上映会-渡辺監督を迎えて

日時:10月6日(日)会場:松江市市民活動センター504講義室
①映画『日本・彼らは帝国の終わりを見た』(2024年 共同制作/ 独仏公共TV arte 54分)上映時間10:00~10:55 監督レクチャー11:00~12:00
昭和の初年から20年・敗戦までの期間を在日フランス人家族、その友人の記者の証言、当時の写真を多用しながら家族の変転と日本社会の変容を紹介する。
①    『日本・天皇と軍隊』(2009年 共同制作/ 独仏公共TV arte 90分)
上映時間13:30~15:00 監督レクチャー15:05~16:05
新憲法制定課程の中、1条の成文化をめぐる政治判断、9条はなぜ必要だったのか? なぜ天皇制は存続したのか? 昭和天皇と自衛隊を正面から見据えたフランス制作ドキュメンタリー。どちらもフランス在住の渡辺謙一監督作品。
入場料:(1本でも2本観ても)1000円、手帳をお持ちの方・介助者・20歳未満無料
主催:人権パッチギの会 松江 問合せ:090-3638-5438(森)

「カムイのうた」松江上映会

日時:10月12日(土)
①    10:00~12:10 解説12:15~13:00  ②13:30~15:40
上映後、貝澤 太一さんの解説15:45~16:30
会場:松江市市民活動センター(STIC)504講義室
資料代:一般500円、手帳をお持ちの方・介助者・20歳未満無料
主催:和輪羽の会 問合せ:090-1685-1478(ミタニ)

映画『アリランラプソディ』松江上映会

日時:12月8日(日)①10:00~13:00 ②13:30~16:30
 「ウトロ平和祈念館」金秀煥(キムスファン)副館長のステージトークを予定しています。
資料代:一般500円、手帳をお持ちの方・介助者・20歳未満無料
主催:多文化共生みっくすさらだ 問合せ:090-3638-5438(森)

在日朝鮮学生美術展 Official site
日時:2025年2月28日(金)~3月2日(日)
会場:島根県立美術館 ギャラリー 入場料:無料
主催:在日朝鮮学生美術展 山陰地区実行委員会

今日はここまで。体調を整えてご参加ください。


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