次は御用学者に「直接的な因果関係が認められない」と言わす。
補償金額を3パターンくらいに分けて被害者同士を分断する。
悲しい歴史を繰り返さないために私達は小さくていいから声を上げることが大切だと思います。国の過ちを監視し、表に引きずり出すのは主権者たる市民の義務です。
ハンセン病患者の隔離はプロミン治療が確立していた1960年台になぜ止められなかったのか?
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「部落地名総鑑」とは、全国の被差別部落の名前・所在住所などが一覧のかたちで記された差別図書のことです。
1975年、部落出身者を就職時や結婚の際に排除・差別することを目的として、興信所や探偵社が密かに出版し、多数の大企業や個人などに「極秘資料」として売りつけられてきました。
40年を経たいま、その原典とされた「全国部落調査」に現在地名を書き加えた書籍を復刻販売しようとする動きが起こりました。部落解放同盟を中心とする全国の仲間たちの闘いで、出版差し止め処分が出されると、今度は、ネット上でばらまくという暴挙を行った。「どこが部落かを明らかにすることこそ差別を解消すること」と主張する彼等の動きに、私たちはどう立ち向かっていくのか、問題提起をもとに皆さんと話し合いたいと思い緊急学習会を企画しました。
ぜひ、誘い合わせてご参加ください。
日時:2016年6月25日(土) 開場:13:30 開演14:00~
場所:松江市市民活動センター(STICビル)
問題提起:外川正明さん(公立鳥取環境大学教員)
坂田かおりさん(部落解放同盟鳥取県連西部地協女性部長)
【外川正明さんプロフィール】
京都市生まれ。1978年京都教育大学教育学科卒業後、京都市立小学校教員に。「竹田の子守唄」の発祥の地、京都市伏見区の改進地区を校区に含む小学校で同和教育に取り組む。
1996年、京都市総合教育センター研究課勤務。2005年、京都市教育委員会より連携強化の一環として京都教育大学で勤務し、2011年より鳥取環境大学に勤める。京都教育大学名誉教授。
現在、公立鳥取環境大学教授,鳥取市社会教育審議会委員,世界人権問題研究センター嘱託研究員,NPO人権ネットワーク・ウェーブ21,ふしみ人権の集い実行委員会事務局など。