人権パッチギの会 松江

気づいた者ができることを無理をすることなく実践する。みんなと美味しいお酒を呑むために少しは頑張る。「パッチギ」とはハングルで「頭突き、突き破る、乗り越える」の意味です。  ハンセン病、朝鮮学校、天皇制、沖縄、原発

カテゴリ: 朝鮮学校

映画「チャビョル」松江放映会チラシ10月7日追記

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島根県委託事業・みんなで学ぶ人権事業
映画「차별 チャビョル 差別」松江上映会
-朝鮮学校の高校生が差別と闘った裁判の記録-
 上映後、生徒たちとともに裁判を闘った朝鮮学校の先生、元オモニ会会長からお話を聞くステージトークを予定しています。
日時:10月日(土)
  ①10:00~11:30 
  ステージトーク11:35~12:30 
 ②13:30〜15:00
   ステージトーク 15:05~16:00 
会場:松江市民活動センター(スティックビル)0852-32-0800 504講義室
参加費:500円、20歳以下、手帳をお持ちの方、介助者無料 

 この映画は「高校無償化制度」から排除された朝鮮学校の生徒達が行政よる差別、その背景にある日本国内にはびこる差別を裁判で問うたドキュメンタリー映画です。
 本来全ての子供達に教育を受けるために導入された高校無償化制度なのに何故朝鮮学校だけが排除されるのか? 授業料無償化だけでなく、地方自治体からの助成金も排除されている。国連人権委員会は「朝鮮学校だけを排除するのは不当な差別に当たる」と何度も勧告している。朝鮮学校を初めとする民族教育への偏見、日本の人権文化が問われる裁判でした。

 その「高校無償化裁判」を、韓国在住の監督が記録したドキュメンタリー映画の上映と出演者のステージトークを行います。
 教育を受ける権利は、人種と国境を問いません。朝鮮学校だけでなく多文化の生徒たちの学ぶ権利を、政治の論理で侵害したり、それに沈黙したりすることなく、子どもたちの未来のために足並みをそろえて、共に前へ進んでいきたいと思います。ぜひご参加ください。

ステージトーク参加者プロフィール
 金令姫(キム・リョンヒ)さん
広島朝鮮中高級学校卒業後、朝鮮大学校 理学部卒業。広島朝鮮中高級学校教員、山口での教員生活を経て。現 広島朝鮮初中高級学校教員
 
朴陽子(パク・ヤンジャ)さん
山口朝鮮高級学校卒業、3人姉妹のオモニ。徳山朝鮮初中学校の休校で広島へ移入。
広島朝鮮初中高級学校オモニ会 副会長時代に高校無償化裁判が始まり、副会長、会長時代に広島高校無償化裁判に関わる。また、子どもが高校無償化裁判原告である事から原告保護者として、オモニ会から退会後も無償化実現の為に活動を続けています。2019年 全国オモニ会の代表団として国連子どもの権利委員会に参加。

後援:松江市、フォーラム平和・人権・環境しまね、在日本朝鮮人総聯合会島根県本部、在日本朝鮮人総聯合会鳥取県本部、部落解放同盟島根県連合会、朝日新聞松江総局、山陰中央新報社、毎日新聞松江支局、読売新聞松江支局
問合せ:090-1685-4043(赤井) 090-3638-5438(森)

予告




「島根県委託事業・みんなで学ぶ人権事業」
 「アイたちの学校」髙賛侑 (コ・チャンユ) 監督の最新作です。 チラシ(PDF)

日時:2023年1月28日(土)
         ①10:10~ ②14:00~
上映会は開催しますが、荒天のため高監督のステージトークは中止します。残念です、ごめんなさい。
 上映終了後、監督舞台挨拶あります
高 賛侑(コウ・チャニュウ)監督ステージトーク
1①12:15~13:15 ②16:00~17:00

参加費:500円 車椅子、介護者、20歳未満無料
   松江市白瀉本町 0852-32-0800
主催:多文化共生みっくすさらだ
問合せ:090-3638-5438(森)
後援:松江市、フォーラム平和・人権・環境しまね、部落解放同盟島根県連合会、在日本朝鮮人総聯合会島根県本部、朝日新聞松江総局、山陰中央新報社、毎日新聞松江支局、読売新聞松江支局

  テーマは朝鮮学校、オーバーステイ、技能実習生、難民、入管収容者など多様な立場の外国人への差別です。

 明治維新から今日まで、日本の外国人政策は排除の論理で一貫している。国益に利用できる外国人は優遇し、国益に無駄な外国人は排除する。

 「多文化共生」を国策で謳っているが、対象は介護、建設業、低賃金労働者であり、それ以外の難民申請する「無駄な外国人」は排除する。

 また、北朝鮮「制裁」に名を借りた在日朝鮮人への人権侵害は国家による犯罪であり、日本人の人権意識が問われる問題。

 朝鮮学校に対する「授業料無償化排除、助成金カット」は人種差別撤廃条約、国際人権規約、子供の権利条約に違反する犯罪であり、国の過ちを表に引きずり出すのは市民の義務です。

 世界のどこかで戦争が起きると必ず領土問題とか、国益とか、国賊とか、反日とかの言葉が氾濫します。

 何度も騙される私達にも責任はあります。フェイクニュース、大本営発表を見極める不断の努力が大切です。こころと思想を鍛えるイベントです。ぜひご参加ください。

監督プロフィール
高賛侑(コウ・チャニュウ)
朝鮮大学校卒。文芸活動に従事しつつ、詩・小説の創作、演劇の脚本・演出多数。
朝鮮関係月刊誌『ミレ(未来)』編集長を経てノンフィクション作家。
2015年、ライフ映像ワーク設立、代表。自由ジャーナリストクラブ理事。
ルポ「旧ソ連に生きる朝鮮民族」で部落解放文学賞(記録文学部門)受賞。
2019年、ドキュメンタリー映画「アイたちの学校」監督(キネマ旬報文化映画ベスト・テン。日本映画復興奨励賞受賞)。
著書に『アメリカ・コリアタウン』(社会評論社)、『国際化時代の民族教育』(東方出版)、『異郷暮らし』(毎日新聞社)、『ルポ 在日外国人』(集英社新書)等。
共著に『在日一世の記憶』(集英社新書。事務局長)、『ひとびとの精神史』(岩波書店)等。


予告編



11月14日追記
ようやく感想集が仕上りました。
大変遅くなりました。あらためて。当日ゲストトークをしていただいた金功哲(キン・コンチョル)監督とたのしい製作委員さん達。「蒼色のシンフォニー」の朴英二(パク・ヨンイ)監督に感謝です。
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1200A2
日時:27日(
   ①11:00~ 上映 12:30~トークイベント
   ②14:00~ 上映 15:30~トークイベント
※製作委員さんをお迎えしてのトークイベント有ります。
会場:松江市市民活動センター
   (STICビル) 504講義室
参加費:500円 介護者、20歳未満無料

この映画のテーマは「4.23 阪神教育闘争に学ぶ」です。

 阪神教育闘争とは、1948年にGHQ(日本占領連合国軍総司令部)の指令の下、日本政府が「朝鮮人学校閉鎖令」を発令し、日本全国の朝鮮人学校を閉鎖しようとした事に対して、支援の日本人とともに民族教育を守り抜いた戦いです。これは戦後の日本国憲法下で教育権利闘争で初めて非常事態宣言が布告された事件です。

その後70年以上、日本政府は朝鮮学校に対して排除と差別を繰り返しています

その典型は、「高校無償化制度」から朝鮮学校だけを排除し、地方自治体に圧力をかけ(文科省通知)、朝鮮学校への補助金を打ち切らせているのです。

その上、国連人権委員会からの勧告を何度も無視する厚顔無恥。

現在の朝鮮学校の現状は日本の人権姿勢を写す鏡です。多文化共生を謳いながら、地方自治参加を拒んできた政府と行政。あなたには、どんな色に見えますか?

この映画は、少数民族への排除と差別の歴史に負けず、子どもたちのために希望を持って戦っている人たちの物語です。そして、私逹日本人が問われているテーマです。
上映後は製作委員さんをお迎えしてトークイベントを予定しています。

ぜひご参加ください。

後 援:松江市、フォーラム平和・人権・環境 しまね、在日本朝鮮人総聯合会島根県本部、部落解放同盟島根県連合会、朝日新聞松江総局、山陰中央新報社、島根日日新聞社、中国新聞松江支社、毎日新聞松江支局、読売新聞松江支局
主 催:在日朝鮮学生美術展 山陰地区実行委員会
(問合せ)090-1685-4043 赤井



 

 来週から開催される「第98回全国高等学校ラグビーフットボール大会」に大阪朝鮮高級学校が4年ぶり10度目となる「花園」を見事手にしました。

 今年1月に大阪朝鮮高級学校ラクビー部をテーマにした映画「60万回のトライ」を上映した縁でカンパしたところ、丁重なお礼文が届きましたので報告します。
お礼

 島根県代表の石見智翠館とは1月5日準決勝で対戦する予定です。

hanazono

 
皆様、両方の応援よろしくおねがいします。

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10月12日追記
 「報告書&感想集」仕上がりました。ご一読ください。
 上映後の監督との質問タイムでは朝鮮学校を理解する楽しい時間となりました。
 監督と参加していただいた皆様に感謝申し上げます。 
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  Story  監督紹介  
日 時:9月15日(土)
 ①10:30~12:20 映画
   12:30~13:10 監督トーク
 ②14:00~15:50 映画
   16:00~16:40 監督トーク
 ③18:00~19:50 映画
会 場:松江市市民活動センター 504講義室
参加費:前売券 1000円/当日券 1300円
     介助者1名、18歳以下無料

 「 特定の民族や国籍の人々を,合理的な理由なく,一律に排除・排斥することをあおり立てるもの 」 この行為を法務省は「ヘイトスピーチ」と規定している。法務省のHP
 上記の言葉を借りると、朝鮮学校に対する高校無償化、助成金からの排除を煽り立てている行為は国による 「ヘイトスピーチ」 と言えよう。 「拉致事件に関係ない朝鮮学校をも制裁対象にするアベ政権は国連人権委員会から何度も是正勧告を受けている。 
 悲しいのはマスコミも人権を謳う識者からも反論の声が小さく、政権に同調した共和国(北朝鮮)、朝鮮学校へのバッシングが多いことだ。一方的な悪意に満ちた情報が流され、本当の姿が歪められている。
 
 この映画は茨城朝鮮高校三年生の祖国訪問(朝鮮民主主義人民共和国)に同行し、すべての日程を共にしながら撮影した日本・韓国・朝鮮、三つの国境をまたいで撮影されたドキュメンタリー映画です。
 共和国・朝鮮学校に疑問を持っている人はぜひ見てほしい。平壌市民と朝高生の笑顔あふれる交流に真実を感じてほしい。

  日本で生まれ育った朝鮮学校の生徒たち。生徒たちは、困難や逆境の中でも、明るく笑い、元気に歌い、そして堂々と前を向き、しっかりと夢を語ります。
 私はこの生徒たちの姿の中に、世界中の人々に通じる普遍的な何かが存在すると確信しています。この映画を日本だけでなく、世界に届けたい。そんな想いを込めて「蒼のシンフォニー」を制作しました。
   チラシ(PDF)  

朴英二(パク・ヨンイ)プロフィール
 1975年大阪府大阪市生まれ。
神奈川朝鮮中高級学校を卒業後
(第58期生)、朝鮮大学校政治経済学部哲学科へ。卒業後、バンタン映画映像学院にて映画を学び、卒業作品として制作した短編映画「まと う」は、日本•韓国•朝鮮3ヶ国の映画祭にて上映。その後も多ジャンルの映画や映像に携わりながら、10年にわたり全国各地の朝鮮学校を撮影し続ける。 

【前売券取扱所】
 今井書店(田和山、学園、スタジオワンダー イオン)
 島根県民会館チケットコーナー、プラバホール
 問い合わせ・電話予約:090-1685-4043(赤井)
主 催:多文化共生みっくすさらだ
後 援:松江市/フォーラム平和・人権・環境しまね/朝日新聞松江総局
     山陰中央新報社/毎日新聞松江支局/読売新聞松江支局 
 

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