人権パッチギの会 松江

気づいた者ができることを無理をすることなく実践する。みんなと美味しいお酒を呑むために少しは頑張る。「パッチギ」とはハングルで「頭突き、突き破る、乗り越える」の意味です。  ハンセン病、朝鮮学校、天皇制、沖縄、原発

カテゴリ: 脱原発

日 時:6月日()①10:00~11:35 ②14:00~15:35
  (開場は30分前)
  映画終了後にトークイベントを予定(30分間)
会 場:松江市市民活動センター交流ホール(松江市白潟本町43)
主 催:「原発をとめた裁判長」上映会実行委員会
入場料:(前売り)一般1200円、(当日)1500円
  介助者・18歳以下無料
 日本語字幕付き、音声ガイド(UDCast)対応のバリアフリー上映
後 援:朝日新聞松江総局、毎日新聞松江支局、読売新聞松江支局、山陰中央新報社
問合先:090-4699-7917(吾郷)(前売券の予約はショートメールで)

 この映画は、原子力発電の危険性を伝える活動を続ける元裁判長と、放射線被災で諦めた農業を太陽光発電によって蘇らせる福島の人々を取材したドキュメンタリーです。
 2014年に関西電力大飯原発の運転差し止めを命じる判決を下した福井地裁の樋口英明裁判長は、定年退官を機に日本国内の全ての原発に共通する危険性を説く活動を始めた。原発訴訟の先頭に立つ河合弘之弁護士は、頻発する地震に原発が耐えられない構造であることを指摘する「樋口理論」をもって新たな裁判を開始する。
 一方、福島では放射線汚染によって廃業に追い込まれた農業者・近藤恵が、農地上で太陽光発電するソーラーシェアリングに農業復活の道を見いだし、環境学者・飯田哲也の協力を得て日本最大級の営農型太陽光発電を始動させる。原発に頼らない暮らしのモデルでもある。
本作品は文化庁 ARTS for the future!支援作品。

 2011年に福島第一原発が事故を起こし、放射能に汚染されたため故郷を離れなければならなくなったたくさんの人たちがいる。
 今年の元旦に起きた能登半島地震では、多くの住宅が壊れ、道路が陥没し、段差ができ、崖が崩れ通行できない状態になった。もし志賀原発が事故を起こしていたら、多くの人たちが被曝することになったであろう。
 全国で原発の裁判が争われているが、島根原発を抱える島根県民や鳥取県民でも多くの県民が他人ごとになっている。
 島根原発の近くに住む私たちは、原発を正しく理解し、正しく恐れる必要がある。「原発のことがよくわからない」という人が多いので映像で知らせたい。この映画を観ることから、大勢の人たちが原発事故を自分のこととして考え、行動するきっかけにしたい。

予告編



20230709j昨年上映した、映画「我が友・原子力~放射能の世紀」の姉妹編です。
日時:7月9日(
 10:00~11:25
  監督トーク11:30~12:30
 13:30〜14:55
  監督トーク15:00~16:00
会場:松江市民活動センター(スティックビル)0852-32-0800 5F交流ホール
参加費:前売券1,000円、当日券1,300円、20歳以下、車椅子、介助者無料
主催:「核の大地―プルトニウム物語」上映実行委員会(松江キネマ倶楽部、島根原発1,2号機差止め訴訟原告団、島根原発3号機訴訟の会、人権パッチギ松江)
前売りチケット取扱店:島根県民会館、テルサ
チケット予約・連絡先:090-3638-5438(森) 前売券予約フォーム」から予約できます。

 廃炉・除染、廃棄物処理と長期保管、安全管理、危機管理(ウクライナを見よ)、、もはや経済性ゼロの原発から離脱を決断できない理由はどこにあるのか? 一度事故を起こせば地域の文化と生活が破戒されるのに。事故当日発令された「原子力緊急事態宣言」は12年たった今でも解除できない状態だ。

 廃炉作業に40年かかるというがこれはウソである。何年かかるか予想できないのでとりあえず「40年」と言っている。10年前も「40年」と言っていたし、10年後もたぶん「あと40年」と言うであろう。もはや終わりのない、生産性のない産業となりつつある。

 日米仏の核開発の絡みと歴史を、プルトニウムという物質に焦点を絞ると核武装と原子力利権が透けて見える。そしていつも使用済み燃料の再処理施設で働く作業員と周辺住民の被爆被害は隠される。

 この映画は、米国、フランス、日本。3国の原子力施設の中でも、使用済み燃料の再処理施設すなわちプルトニウムの生産工場と、周辺住民、自治体との関わりを描いている。米国がプルトニウムを原爆材料として発見・生産した歴史。フランスが使用済み燃料の再処理という形でプルトニウムの取り出しを商業化した経緯。米仏の隙間に食い入った日本の核燃料サイクルシステム。プルトニウムを介し日米仏の地政学的関連を検証する。

 当日は渡辺監督がフランスから松江の会場まで駆けつけてくれます。映画とともに、監督のトークをお楽しみください。

【監督プロフィール
渡辺謙一(わたなべけんいち)
 1975年契約助監督として岩波映画製作所入社、1981年毎日放送・文明シリーズ“ザ・ビッグデイ”で監督デビュー、映画の発明・リュミエール兄弟、女性史の誕生・高群逸枝など、1984年文化庁在外研修員としてパリに1年留学、1997年パリに移住、フランスや欧州のテレビ向けドキュメンタリーを制作。『桜前線』で2006年グルノーブル国際環境映画祭芸術作品賞受賞。近年は『天皇と軍隊』(2009)、『ヒロシマの黒い太陽』(2011)、『フクシマ後の世界』(2012)、『核の大地ープルトニウム物語』(2015)、『国家主義の誘惑』(2018)、『我が友・原子力~放射能の世紀』(2020)など、欧州において遠い存在であるヒロシマやフクシマの共通理解を深める作品制作に取り組んでいる。

(監督:渡辺謙一/2015年/84分)



20230708jホントに原発が必要ですか?
これからのエネルギーを考える上映会
Official Site   チラシ(PDF)
日時:日(土)上映開始13:30~(13:00開場)
会場:ヴィレステひえづ(鳥取県西伯郡日吉津村 0859-27-0606
参加費:800円(高校生以下無料)駐車場あり
主催:護憲フォーラム西部
問い合わせ先:0859-32-4080(護憲フォーラム事務局)
協力:島根原発1·2号機運転差止訴訟原告団/島根原発3号機訴訟の会

  原発事故のもたらす被害は極めて甚大である。
  それゆえに原発には、高度の安全性が求められる。
  地震大国日本において、原発に高度の安全性があるということは、
  原発に高度の耐震性があるあるとということにはかならない。
  しかし、我が国の原発の耐震性は極めて低い。
  よって、原発の運転は許されない。
     
 福井地方裁判所裁判長 樋口英明

護憲フォーラムでは、7月29日、樋口英明さん(元裁判長)の講演会を準備中です。
お問い合わせは 0859-32-4080(護憲フォーラム事務局)まで。

また、島根原発2号機運転差止仮処分申立て裁判の支援をしています。ご協力をお願いします。
*カンパの振込先
団体ご寄付:-口10,000円 個人ご寄付:一口1,000円振込先(郵便振り込み)
口座番号 01300-1-61187
口座名義島根原発差止訴訟原告団

参考用ダイジェスト版映像(8分20秒)

日時:7月16日(土)
   上映時間 ①10:30~11:30
        ②13:15〜14:15
        受付は30分前から  
   監督トーク11:40~12:40
会場:松江市民活動センター5F交流ホール
料金:前売1,000円  当日1,200円
   高校生以下500円(小学生以下は無料)介助者1名無料
主催:「我が友原子力 放射能の世紀」上映実行委員会(松江キネマ倶楽部、島根原発3号機訴訟の会)
前売りチケット取扱店:島根県民会館、今井書店田和山店
*また、上記でチケットの入手が困難な方は、事前にご予約いただければ、前売チケットの取り置きをいたします。
連絡先:芦原(090-1336-0629)

 「核」は原爆として軍事目的に使われ、その結果が悲惨なものであり、誰もが許されないものと認識しています。では、「原子力」はどうでしょう?電気をイメージし、平和利用だと認識されていないでしょうか?
 本当、どちらも放射性物質を使うのに、なぜ、こうもイメージが違うのでしょう!この映画は「放射能と被ばく」を切り口に、その歴史的経緯を紐解こうとした作品です。
 渡部健一監督は、リオデジャネーロ国際ウラン映画祭最優秀賞を受賞した本作品を引っ提げ、フランスから松江の会場まで駆けつけてくれます。当日は、映画とともに、監督のトーク、いや、対話をお楽しみください。


DSC_0110山陰中央新報 2022/07/05 「こだま」の投書に答えてみた。

Q①原発を止めたままでどうやって電力を確保するつもりか。
A①11年前の福島原発事故当初ブラックアウトが発生しましたが、その後すべての原発がストップしても電力は確保してきました。国策として原発比率を0に持っていくことは可能だと考えます。

Q②高レベル放射性廃棄物の処理、膨大な維持コスト、停止していても大事故を起こすリスクがあるのに使ってはいけない理由とは?
A②ご質問の趣旨がよくわからないのですが、「だから原発を使ってはいけない」のです。一度事故を起こせば、地域、文化、歴史がなくなるのです。島根原発で事故が起これば、風向きにより出雲大社、宍道湖、中海は被害に合います。東京オリンピックを誘致するときに「原発事故はアンドーコントロール」と言った総理大臣がいましたが、10年以上立ってもコントロールできていません。廃炉作業もあと40年で終わると言っていますが根拠がありません。避難計画も作ってみただけの机上の空論で実効性が疑問視され、核燃料サイクルも破綻し、汚染水も薄めて放出すれば問題ないとし、福島県民に負担を押し付けている状況です。電源確保だけを考えれば一番ランニングコストがかからないのは、再生可能エネルギーの比率を増やし、即時原発廃炉です。
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選挙期間中なので載るか載らないかわかりませんが、「こだま」に反論してみました。
どうも「稼働してもしなくても大事故になるリスクがあるから、動かしたほうが良い」と言っているみたいです。原発推進派の本音でしょうか? まさに「我が亡き後に洪水よ来たれ」です。

選挙では「脱原発」を公約にしている人、政党に投票お願いします。

     

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