人権パッチギの会 松江

気づいた者ができることを無理をすることなく実践する。みんなと美味しいお酒を呑むために少しは頑張る。「パッチギ」とはハングルで「頭突き、突き破る、乗り越える」の意味です。  ハンセン病、朝鮮学校、天皇制、沖縄、原発

カテゴリ: パレスチナ、戦争

41 8月21日、はじめて靖国神社遊就館におじゃました。 どこの国も「仕掛けた戦争」は「正義の聖戦」にしたいらしい。

■「欧米の侵略からアジアを守る!」といって、日中戦争から太平洋戦争で亡くなった軍人・軍属は230万人、「6割が餓死した」と言われている。 日本国 民間人の戦没者数は約80万人。 そして日本軍による他国 民衆殺戮は一番少ない資料でも500万人以上だという。

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 このすべての責任は日本軍の統帥権を持つ国家元首、かつ大日本帝国陸海軍の最高指揮官であった昭和天皇にある。
 

  いくら「遊就館」で侵略戦争を美化して犬死した軍人を慰霊しても、虚しさと怒りしか感じない。 何時の世も政権は天皇を利用して「国を守るために命を投げ出せ!」と国民にる。

 戦争を知らない者をだませても25、リアルタイムで現場 を知っている昭和天皇はだませなかった。 遊就館の展示資料を観るのが辛かったと思う。
 だって800万人以上の屍を踏みつけて生き残ったのだから。
  私が昭和天皇なら「遊就館だけには行きたく ない!」

 しかし、「戦争の悲惨さと、戦争を始める滑稽さ」を証明しているのも”遊就館”である。

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 ■遊就館には戦死を前提とする「特攻兵器」の展示もされている。 回天、海龍、桜花等等。
 その説明文に開発者の氏名が誇らしく記入されて
いる。 開発者の遺族の承諾はとっているのだろうか?
 
特攻隊員戦死者数は5836人( 特攻
隊戦没者慰霊顕彰会)だという。 戦死した隊員の遺族はどのような思いで説明文を読むのだろうか?
 私が特攻兵器開発者の遺族なら「遊就館だけには行きたくない!」

WI8jY18w_400x400 ■12月3日(土)映画「サクラ花」松江上映会があります。 (主催:松江キネマ倶楽部)

 この映画は特攻を通して戦争の悲惨さと残酷さ、平和や命の尊さを訴えた作品です。

15 現在の日本は同じあやまちを歩み始めました。 私たちには過去の戦争で犯したあやまちを記憶していく責任があり、戦争に加担しないことこそが最大の戦没者への慰霊です。 
 だまされる私たちにも責任はあります。 戦争は「だます政権」と「だまされる国民」の両者がいなければ始まりません。40
 

 「国を守る」とは「時の政権を守ること」であり国民を守ることではないことに早く気づかなければなりません。

mCjKC1(9月29日追記)
上映会の「感想集」(PDF)をまとめました。遅くなりました。
 数は少ないですが皆さんの思いが伝わってきます。 「少しずつでも自分のできる所から、案外やれるかしれないと、なんとなくそんな空気が入ってきたようです。」の言葉には勇気100倍です。
 これからもよろしくお願いします。
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映画「アオギリにたくして」

◎日時:2015年日(

・一回目⇒ 11:30〜中村里美&伊藤茂利ピースライブコンサート
           12:00〜上映(1回目)
・二回目⇒ 15:00〜「中村里美&伊藤茂利ピースライブコンサート」
           15:30〜上映(2回目)
◎会場:松江市総合文化センタープラバホール
◎料金:一般 <前売り:1400円><当日:1700円>
   ※ 障がい者の介助者1名まで無料
◎主催:松江キネマ倶楽部 & 戦後70周年平和記念上映会実行委員会
◎後援:松江市・松江市教育委員会
    山陰中央新報社・中国新聞社・読売新聞松江支局・日本海テレビ・朝日新聞松江総局・エフエム山陰・毎日新聞松江支局・島根日日新聞社・BSS山陰放送・TSK山陰中央テレビ

◎連絡先:山陰映画センター(中村)090-2003-6623

映画「アオギリにたくして」は、広島平和記念公園の被爆アオギリの木の下で、被爆体験を語り継いだ故・沼田鈴子さんをモデルとした劇映画です。「平和の尊さ」と「いのちの大切さ」への思いを アオギリにたくして、日本全国・世界の国々での上映と共に、被爆アオギリ2世の植樹を企画しています。この映画を観てくださった方々の心に、平和の種が蒔かれていくよう願っています。

◇映画「ぼくたちは見た…」松江自主上映会!

と き:2012年5月20日(日) 2回上映
ところ:スティックビル5F 市民交流ホール
【主催】「エコ&ピースの会」/「ぼくたちは見た…」松江上映実行委員会/松江キネマ倶楽部
【共催】古居みずえ故郷の会/ぴぃすうぉ~く松江
【後援】島根県/島根県教育委員会
【入場料】1000円

『ぼくたちは見た -ガザ・サムニ家の子どもたち-』 公式サイト
http://whatwesaw.jp/

監督の古居みずえさんは出雲市出身です。

古居みずえさんのメッセージ
http://www.huruim.com/notice/10/20100928.html
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