日時:4月23日(日)、4月30日(日)、5月7日(日)
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日時:5月14日(
         ①10:10~ ②14:00~
入場料:一般1000円(前売り)
 1200円(当日)介護者、18歳以下無料
会場:松江市民活動センター交流ホール
   松江市白瀉本町 0852-32-0800123
共催:戦後史会議・松江、人権パッチギの会松江、松江キネマ倶楽部、「ベアテの贈りもの」を届ける会
後援:朝日新聞松江総局、山陰中央新報社、島根日日新聞社、新日本海新聞社、中国新聞社、毎日新聞松江支局、読売新聞松江支局、BSS山陰放送
問合せ:090-4576-7404(カワセ)
 「前売券予約フォーム」から前売券が予約できます。

 軍国主義へと流れた戦前の反省から、戦後の教育は政治と常に一線を画してきたが、昨今この流れは大きく変わりつつある。2006年に第一次安倍政権下で教育基本法が改変され、「愛国心」条項が戦後初めて盛り込まれた。

 2014年。その基準が見直されて以降、「教育改革」「教育再生」の名の下、目に見えない力を増していく教科書検定制度。政治介入ともいえる状況の中で繰り広げられる出版社と執筆者の攻防はいま現在も続く。

 本作は、歴史の記述をきっかけに倒産に追い込まれた大手教科書出版社の元編集者や、保守系の政治家が薦める教科書の執筆者などへのインタビュー、新しく採用が始まった教科書を使う学校や、慰安婦問題など加害の歴史を教える教師・研究する大学教授へのバッシング、さらには日本学術会議任命拒否問題など、⼤阪・毎⽇放送(MBS)で20年以上にわたって教育現場を取材してきた斉加尚代監督が、「教育と政治」の関係を見つめながら最新の教育事情を記録した。

監督:斉加尚代
語り:井浦 新
配給・宣伝:きろくびと
2022年/日本/107分/カラー/DCP