5840_nハンセン病の歴史に学び、同じことを繰り返さないこととは?

 国が続けたハンセン病患者の隔離政策で家族も差別・被害を受けたとして国に損害賠償を求めていた訴訟が 原告勝訴で確定した。
 粘り強い訴訟活動を闘ってきた原告団・弁護団・支援者の皆さんに 敬意を表さずにはいらない。 その反面、「ハンセン病問題はすべて解決した!」と、はしゃぐマスコミ・行政コメントを残念に思う。 なぜなら、これから「同じことを繰り返さない作業」が始まらないといけないからだ。

  富国強兵・国威発揚の目的で国策として強引なハンセン病隔離政策が推進されたのは1931年から・・・。患者を見つけた家は真っ白になるまで消毒され、感染力の弱いハンセン病を「死の伝染病」だと国民に恐怖感を植え続けた。 この情報操作は1996年 「らい予防法」が廃止されるまで65年間続けられ、この間、問題性を指摘する研究者も現れたが、学会の権威者(光田健輔)と忖度学者によって声をかき消されていった。

 この構図は福島原発事故の政府対応と全く同じであり、沖縄・朝鮮学校問題でも、必ず御用文化人と学会の権威者が国策を正当化し、エセジャーナリストがウソの上塗りをする。ハンセン病と同じ構図で国策を優先し、国民を切り捨てる政策が今なお全国で行われている。

 国策で推進する事業で政府は必ずウソをつく。 戦争でも沖縄でも、原発、朝鮮学校、オリンピックでも。すでに「大本営発表」は始まっている。(ここから愚痴です。アスリートファーストというなら、せめて10月開催でしょう!、本音はスポンサーファーストだろ。)

 「ハンセン病の歴史に学び、同じことを繰り返さない」作業とは「国策のウソ・政府のウソ」を見抜く作業です。何度も騙される私達にも責任はあります。

 秋に向けて、沖縄とハンセン病格差・貧困沖縄問題天皇戦争責任憲法問題朝鮮学校の美術展LGBTs(準備中)、のイベントがてんこ盛りです。是非一緒に学び、そして 一緒に 声を上げましょう。