人権パッチギの会 松江

気づいた者ができることを無理をすることなく実践する。みんなと美味しいお酒を呑むために少しは頑張る。「パッチギ」とはハングルで「頭突き、突き破る、乗り越える」の意味です。  ハンセン病、朝鮮学校、天皇制、沖縄、原発

日時:7月16日(土)
   上映時間 ①10:30~11:30
        ②13:15〜14:15
        受付は30分前から  
   監督トーク11:40~12:40
会場:松江市民活動センター5F交流ホール
料金:前売1,000円  当日1,200円
   高校生以下500円(小学生以下は無料)介助者1名無料
主催:「我が友原子力 放射能の世紀」上映実行委員会(松江キネマ倶楽部、島根原発3号機訴訟の会)
前売りチケット取扱店:島根県民会館、今井書店田和山店
*また、上記でチケットの入手が困難な方は、事前にご予約いただければ、前売チケットの取り置きをいたします。
連絡先:芦原(090-1336-0629)

 「核」は原爆として軍事目的に使われ、その結果が悲惨なものであり、誰もが許されないものと認識しています。では、「原子力」はどうでしょう?電気をイメージし、平和利用だと認識されていないでしょうか?
 本当、どちらも放射性物質を使うのに、なぜ、こうもイメージが違うのでしょう!この映画は「放射能と被ばく」を切り口に、その歴史的経緯を紐解こうとした作品です。
 渡部健一監督は、リオデジャネーロ国際ウラン映画祭最優秀賞を受賞した本作品を引っ提げ、フランスから松江の会場まで駆けつけてくれます。当日は、映画とともに、監督のトーク、いや、対話をお楽しみください。


DSC_0110山陰中央新報 2022/07/05 「こだま」の投書に答えてみた。

Q①原発を止めたままでどうやって電力を確保するつもりか。
A①11年前の福島原発事故当初ブラックアウトが発生しましたが、その後すべての原発がストップしても電力は確保してきました。国策として原発比率を0に持っていくことは可能だと考えます。

Q②高レベル放射性廃棄物の処理、膨大な維持コスト、停止していても大事故を起こすリスクがあるのに使ってはいけない理由とは?
A②ご質問の趣旨がよくわからないのですが、「だから原発を使ってはいけない」のです。一度事故を起こせば、地域、文化、歴史がなくなるのです。島根原発で事故が起これば、風向きにより出雲大社、宍道湖、中海は被害に合います。東京オリンピックを誘致するときに「原発事故はアンドーコントロール」と言った総理大臣がいましたが、10年以上立ってもコントロールできていません。廃炉作業もあと40年で終わると言っていますが根拠がありません。避難計画も作ってみただけの机上の空論で実効性が疑問視され、核燃料サイクルも破綻し、汚染水も薄めて放出すれば問題ないとし、福島県民に負担を押し付けている状況です。電源確保だけを考えれば一番ランニングコストがかからないのは、再生可能エネルギーの比率を増やし、即時原発廃炉です。
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選挙期間中なので載るか載らないかわかりませんが、「こだま」に反論してみました。
どうも「稼働してもしなくても大事故になるリスクがあるから、動かしたほうが良い」と言っているみたいです。原発推進派の本音でしょうか? まさに「我が亡き後に洪水よ来たれ」です。

選挙では「脱原発」を公約にしている人、政党に投票お願いします。

     

20220311_compressed 天皇制と天皇の戦争責任、靖国の嘘を正面から取り上げた映画「靖国の檻」の はなたろー監督がまたやってくれた。
 今回の映画のテーマ―は”原発”、「2011年の原発事故で翻弄され続ける福島県浜通りの人々と、全国でただひとつ県庁所在地に立地する島根原発周辺の人々。遠く離れたふたつの地域は、同じ庭に置かれているのではないか?」 未曽有の原子力災害によって分断された福島県と、松江市を10 年にわたって取材し続けた記録映画です。
それにしても、いつもながら小出先生の解説は分かりやすく明快です。
 原発を取り巻く欺瞞と嘘に気づかせてくれる映画です。
 ぜひご参加ください。

 ■出雲会場(出雲市佐田行政センター隣 スサノオホール)
 ・3月11日(金) 18:30 開場 19:00 上映開始
     (野外上映 雨天の場合はロビーで上映)
      被災者が耐えた3.11の夜を体験するための野外上映です。
      暖かい服装でご来場ください。
 ・3月12日(土) 13:00 開場 13:30 上映開始(視聴覚室にて上映)
      上映終了後、巨石ハンター須田郡司氏とはなたろ一監督による
      トークセッション(両日)
 ※タイアップ企画 

松江会場(松江市スティックビル 504講義室)
 ・3月19日(土) ①10:30 ~ ②14:00 ~ 2 回上映
     (開場はいずれも 30 分前 上映後監督トーク予定)
参加費:両会場とも無料 カンパ大歓迎!
    上映会チラシ(.PDF)  映画チラシ(.PDF)
主催:どこでもミュージアム研究所 人権パッチギの会松江
問合せ:090-3638-5438(森)

「アトムの庭」
 プロデューサー・杉原美希/ 監督 はなたろ/ MediaFarm©
 予告編

20220304 この度、出雲市佐田町にあるスサノオホールて、「 3.11 東日本大震災から 10 年の軌跡」というテーマで、ここ10年余り通って撮影した東北被災地域の写真展を開催します。
 この 10 年で仮設住宅は無くなり、街復興しつあるように見えます。しかし、場所による復興度合の格差、東京電力福島原発事故後の放射線量の高さ、消えた除染土の行方などが気にります。そして、海岸線に造り続けられている巨大な防潮堤は、人々と自然を分断す新たな壁に思えてなりません。
 東北被災地の光景は、どこか日本の縮図であり未来を映す鏡かもしれません。島根の方々に東北の軌跡をご覧いただければ幸です。
                 巨石ハンター 須田郡司

◆期 間:2022年日 (金)~3月13日 ()
         9:00 〜17:00 (最終日は16:00まで)※3月7日(月)は休館日
◆会 場:スサノオホール 展示室 〔出雲市佐田町反辺1747‐4〕
◆料 金:無料    チラシ(.PDF)
◆主催:NPO法人スサノオの風(0853)84-0833
◆協力:どこでもミュージアム研究所、人権パッチギの会 松江、 いずもTogether
◎ギャラリートーク
 3月日() 14:00~15:00
 須田郡司さんに、 今回の写真展や東北への思いなどお話しいただきます。
◎「東北被災地訪問記録集〜 3.11 東日本大震災から10年の軌跡」を会場にて販売します。
※タイアップ企画

【プロフィール】
須田郡司 Suda Gunji (写真家・巨石ハンター・石の語りべ)
群馬県生まれ。琉球大学・写真専門学校卒業。雑誌カメラマンを経て独立。国内や世界50ヶ国以上を訪ね、聖なる石や巨石を撮影。日本石巡礼(2003~2006)、世界石巡礼(2009~2010)を行う。
 2004年より巨石文化の魅力を伝えるため「石の語りべ」講演活動を展開。「石の聖地」研究、巨石マップ制作、巨石ツアーのコーディネートを行なっている。ザ・ロクツアー「出雲の聖なる石を訪ねる」を主催。2013年に出雲市大社町移住。  Official Website

202202209月6日追記
緊急事態宣言の拡大により、
講演会を延期します
事業主体の島根県、講師と協議の結果、
2022年2月20日(日)に開催します。
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「島根県委託事業・みんなで学ぶ人権事業」
【演 題】「ヘイトスピーチを共に闘う!」
【講 師】李 信恵(り しね)さん
     (フリーライター)
     手話通訳・要約筆記あり
【日 時】1023日(土) 14:00~16:30
     2022年2月20日(日)に延期します
【会 場】松江市市民活動センター(スティックビル)交流ホール
【参加費】500円 介護者、20歳未満無料
【主 催】在日朝鮮学生美術展 山陰地区実行委員会
【問合先】090-3638-5438 森
【後 援】松江市、在日本朝鮮人総聯合会島根県本部、部落解放同盟島根県連合会、朝日新聞松江総局、山陰中央新報社、毎日新聞松江支局、読売新聞松江支局

 「ヘイトスピーチ解消法」が2016年に成立して今年で5年目だが、罰則規定が無いためネットでも街宣でも収束する気配もない。本屋にもヘイト本が山積み。挙句の果ては、国連の人権機関から何度も勧告を受けている「朝鮮学校授業料無償化」についても日本政府は民族差別を煽り、厚顔無恥を決め込んでいる。
 2015年は京都朝鮮学校ヘイト襲撃事件(1999年)で体を張って子どもたちを守った柴松枝(シ ソンジ)さんをお招きして、民族教育への尊重と理解を深めました。
 「民族教育権とヘイトスピーチを考える」-朝鮮学校の歩み-

 ヘイトは弱い子ども、女性に襲いかかります。今回は「在特会」と「保守速報」の運営者を相手に裁判闘争を勝ち抜いた李信恵さんをお迎えしました。共に闘える思想と心を鍛える場にしたいと思います。
 ぜひご参加ください! 

【講師略歴】 1971年生まれ。大阪府東大阪市出身の在日朝鮮人2.5世。日本人の夫、息子と愛猫のコピ♂と暮らす。大学在学中から記者としての活動を始め、女性誌や地域情報誌で記事を執筆。 ヘイトデモに反対する中で、インターネット上で殺害予告など脅迫や差別を受けた。警察に相談してもなかなか相手にされず、2014年「在特会」と「保守速報」の運営者を相手に大阪地裁に提訴。2017年11月と2018年12月に二つの裁判で「複合差別」を明確に認める判決が出て勝訴した。 現在は、インターネットのニュースサイト(LOVE PIECE CLUB)をはじめ、新聞(解放新聞)で連載中。日本国内の差別問題、「日本軍」慰安婦問題、教育問題等に取り組んでいる。
■主な書籍
「#黙らない女たち」かもがわ出版・共著
「#鶴橋安寧―アンチ・ヘイト・クロニクル」影書房
2022/02/21山陰中央新報
20220220j


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